高金利通貨スワップ投資2020

高金利通貨スワップ投資のまとめ(2020年版)

2億り夫婦は2019年に生活基盤を日本に移した関係で年末に一度すべて決済して利確しています。というわけで、2020年は高金利通貨スワップ投資を一から始めます。といっても、現在メキシコペソ・南アフリカランドは高めを推移していますので、当面下がるのを気長に待ちたいと思います。
2019年の高金利通貨スワップ投資の結果は、入金額700万円に対して為替損益とスワップポイントをあわせて+1,567,130円(利益率22.4%)と好調な結果でした。やり方はこちら(高金利通貨スワップ投資2019 利益率22.4%)に記録しましたのでご覧ください。

高金利通貨スワップ投資のリスク

高金利通貨スワップ投資の本質的なリスクに関しては2019年版に記載しましたので、初めての方は是非目を通してください。

2億り夫婦の高金利通貨スワップ投資2019年からの反省点

普段あまり反省しない性格(夫)ですが、こと投資・FXについては自分の大切な資産ですし、真面目に向き合っております笑。というわけで、2019年約157万円の利益が得たにも関わらず、反省点です。

ポジションを持つタイミングが適当だった

2019年、仕事の合間にやっていた高金利通貨スワップ投資は、チャートを見るのは1-2週に一度、そのとき相場レートが下がっていたら100万円分くらい買い足す、という適当な運用でした。あまりに適当だったため、途中から「レートが保有ポジションの平均値を最低0.2銭程度下回った時にポジションを積み増す」という一応のルールを作ってやっていました。手間をかけないという点ではなかなか快適だったのですが、適当だったが故に、レートが下がって有利なポジションを持つタイミングをたくさん逃しました。そこで、2020年はもう少し体系的に仕掛けて、有利なレートを逃さないようにします。

TRYは安全か?TRYのスワップはお得か?

2019年版にも記載しましたが、トルコリラ/円(TRY/JYP)でスワップポイントの利益が為替損益で吹き飛ばなかったのは運が良かったからかもしれません。エルドアン大統領は基本的に政策金利を低めに抑える方針ですし、政策金利低下に伴って今後もTRYは下落が続く可能性が高いと思います。しかも2019年には政策金利が約半減(24%→12%)しています。以前の高金利時代には、退場にならなければ為替損益をスワップポイントで取り返すのも比較的容易でした。例えば大雑把に金利24%なら2年間退場にならなければレートが半減しても取り返せましたが、金利12%でレートが半減したら、取り返すのに4年かかります。その間にさらにレートが下がれば、もはや何をやっているのかわからなくなります。というわけで、2020年2億り夫婦はTRYスワップ投資から一旦手を引きます。12-14円くらいまでもし暴落すれば、様子をみて少し買ってみたいと思います。

2億り夫婦の高金利通貨スワップ投資基本方針2020

上記の反省点を踏まえて、2億り夫婦の高金利通貨スワップ投資の基本方針です。

①TRYからは一旦手を引いてMXN/JPYとZAR/JPYにそれぞれ500万円、300万円を回す。
②MXN/JPYとZAR/JPYで体系的に有利なポジションを取りに行く。
③何も動かないと少しつまらないので、高めポジションでは手動イフダン (?) を併用する。

詳しい内容は以下になります。

(1) メキシコペソ/円(MXN/JPY): 500万円運用

①4.52−5.70円をターゲットにします。

過去のMXN/JPY下限は4.962円なのと、あまり高値づかみはしたくないということから、この範囲を設定しました。

②0.02円(2銭)刻みで4層に分けて、下記のように買い注文を出します。

1層目:5.52-5.70、2万通貨単位ずつ10個、イフダン注文(0.2円 = 20 銭上がったら決済)
2層目:5.22-5.50、4万通貨単位ずつ15個、通常指値注文(決済注文なし)
3層目:4.72-5.20、6万通貨単位ずつ25個、通常指値注文(決済注文なし)
4層目:4.52-4.70、8万通貨単位ずつ10個、通常指値注文(決済注文なし)

証券会社はスワップ・スプレッドともに条件が有利なセントラル短資FXを使います。

コンセプト

(A) 1層目はまずまず引っかかりやすいけど、長期に持っておくほどいいポジションでもないので手動イフダンで決済されたら新たな注文を入れてリピートします(新しい注文を忘れて相場が下落したときはむしろラッキー)。1ポジションあたり+2,000円の為替損益が出ますが、特にこれに期待しているわけではありません。

(B) 2層目は引っかかればまずまずのポジションなので少し重めに持ちます(4万通貨単位)。

(C) 3層目〜4層目はおそらくしばらく引っかからないだろうが、引っかかればかなり有利なポジションなので比重を上げて(6〜8万通貨単位)長期保有に持ち込む。

(D) 下層に行くほど保有単位数を多くしているのは、ポジションの平均値を下げるため。例えば4.52円まで全てのポジションを保有したときの平均値は4.945円(合計310万通貨単位、1454.4万円分)。全て均等に保有した場合の平均値は5.110円。

(E) さらに下落したときのリスクについて

2億り夫婦的にはリスクをここで明確にしておきます。
4.5円に下がったときの為替損益:-138万円
4.0円に下がったときの為替損益:-293万円
3.5円に下がったときの為替損益:-448万円

1層目の手動イフダンのかわりにトラリピやループイフダン、トライオートFXを使ってもいいのですが、いかんせんスワップ・スプレッドなどの条件がイマイチです。その点、セントラル短資FXは自動売買こそできないものの、MXN/JPYのスワップ・スプレッドはいつも大概トップグループに入っていますし、操作性も良いので、2億り夫婦はメキシコペソの運用をセントラル短資FXで行います。

(2) 南アフリカランド/円(ZAR/JPY): 300万円運用

①6.13−7.30円をターゲットにします。

過去のMXN/JPY下限は6.462円なのと、あまり高値づかみはしたくないということから、この範囲を設定しました。

②0.03円(3銭)刻みで4層に分けて、下記のように買い注文を出します。

1層目:7.03-7.30、2万通貨単位ずつ10個、イフダン注文(0.2円 = 20 銭上がったら決済)
2層目:6.73-7.00、4万通貨単位ずつ10個、通常指値注文(決済注文なし)
3層目:6.43-6.70、6万通貨単位ずつ10個、通常指値注文(決済注文なし)
4層目:6.13-6.40、8万通貨単位ずつ10個、通常指値注文(決済注文なし)

証券会社はスワップ・スプレッドともに条件が有利なヒロセ通商のLION FXを使います。

コンセプトはMXN/JPYと一緒です。なお、MXNのほうがZARと比較して格付けが上なのと、南アフリカはまだまだアメリカと中国の貿易交渉の行方次第で下落リスクが高いのではと考えているので全体的にMXNの方に厚めに資金を回します。

2億り夫婦的には再びリスクを明確にしておきます。
仮に全てのポジションを保有した時、計200万通貨単位、平均6.565円、合計1,313万円分になります。
6.1円に下がったときの為替損益:-93万円
5.7円に下がったときの為替損益:-173万円
5.3円に下がったときの為替損益:-253万円

MXN/JPYと同様に、1層目は手動イフダンでいきます。2019年まで米国にいたのでLIONFXでまとめてスワップ投資をしていましたが、2020年はそれぞれの通貨ごとに条件のいい証券会社を使えるようになったので、ZAR/JPYはヒロセ通商のLION FXで運用します。LION FXはZAR/JPYのスワップ・スプレッドがいつも安定してトップグループに入っているので2億り夫婦のお好みです。

現在、ヒロセ通商のLIONFXで口座開設して取引をすると、最大50,000円のキャッシュバックが得られるキャンペーンを実施中です。口座開設は下記のリンクからどうぞ。



高金利通貨スワップ投資2019(利益率22.4%)

高金利通貨スワップ投資のまとめ (2019年版)
2019年はまだアメリカ在住だったため (アメリカ国内で取引ができる日本の証券会社は限られているため) 、LIONFX(ヒロセ通商)でTRY/JYP、MXN/JPY、ZAR/JPYを保有していました。入金額は700万円で全体のリバレッジは約2.3倍(つまりあわせて700 x 2.3 = 約1,600万円分の外貨を買っています)、為替損益とスワップポイントをあわせて約157万円 = 22.4%の利益を得ることができました。2.3倍というリバレッジは、これらの通貨が約半分に暴落することはまずないだろうという意味での安全ラインと考えています。内訳は下記の通り。

通貨ペアLot数日本円
換算
平均
レート
pip
損益
為替
損益
スワップ
損益
合計損益
ZAR/JPY420約300万円7.01648272,16085,680357,840
TRY/JPY385約700万円18.648-252-97,020574,150477,130
MXN/JPY160約800万円5.51224639,360692,800732,160
合計214,5001,352,6301,567,130
2019年12月21日時点
2019年12月21日時点での通貨ごとポジション集計

やり方
それでは実際のポジションの持ち方をご紹介します。

上記のポジションは一度に同時に持ったわけではなく、2019年3月から8月にかけて約100万円分ずつ、それぞれの通貨が下がったときに購入しています(ZARは3回、TRYは7回、MXNは8回に分けて)。一度に最良のポジションを持つことはプロでもない限り困難(というよりプロでも困難)でしょうから、何度かに分けてポジションを持つことが重要です。

各通過のポジションの平均為替レートとしては、ZARは良好、MXNがまずまず、TRYはいまいちですが、為替損益をスワップ損益が大きく上回る点がポイントです。つまり、これらの通貨は高金利ゆえに、長期保有すればするほど、為替損益の影響が少なくなっていきます。相場に張り付くことは想定していませんので、1週間に一度程度は相場を確認して、下がったと思った時に買い足します。

心構えとしては、相場が上がれば為替損益がプラスになるのでラッキー、相場が下がれば買い増すチャンスになるのでラッキー、どちらでも長期保有していればスワップが勝手に溜まっていくのでハッピー、と言える状態を保つことが大事です。

そのためには、
①リバレッジをせいぜい2.0台前半に保つこと
②相場レートが下がった時に買い増す余力を保つこと
の2点が大切です。

溜まったスワップに応じてポジションの保有数を増やしていきます。僕の場合は50万円のスワップごとにいずれかの通貨を100万円分ずつ増やしていくことを目安にしています(リバレッジを約2倍に保つため)。最近、高金利と言っても政策金利は低めになってきていますので、無理にポジションを高づかみするよりは、下落するタイミングをゆっくりと待つスタンスがより安全かと思います。僕の場合は、レートが保有ポジションの平均値を最低0.2銭程度下回った時にポジションを積み増す(例えばトルコリラ保有ポジションの平均が18.6円なら18.4円のとき)のを最近の自己ルールにしています。資金に応じて一度に持つポジションの規模を適宜調整して頂ければと思います。

もし高めに持ってしまったポジションが気になるようなら、レートが上がった時に決済することも可能です。やり方はこれだけです。

前述のように、僕は税金の問題で高金利通貨スワップのポジションをすべて2019年12月31日に決済して利益(700万円の証拠金で157万円 = 22.4%の利益)を確定させましたので、2020年1月以降、これからまた高金利スワップのためのポジションを積み増していきます。2020年版高金利通貨スワップ投資はこちらのページにまとめます(2020.01.21作成中)。

注意点

① これらの高金利通貨のレートは、長期的には下がっていく運命にあると考えていた方が良いです。例えばTRYの場合、2017年には1リラ = 約30円だったのが、2019年末現在1リラ = 18円台にまで下がっています。高金利という謳い文句につられて高リバレッジで資金を投入した方達が退場となったのは、この点の認識とリスク管理が甘かったためです。MXNとZARに関しては下落が少し落ち着いてきたようにも思いますが、依然として低下のリスクがあります。今後もこれらの通貨の相場が長期的に下がっていくという前提で、リスクを織り込んだ上でポジションを持ちましょう。特に、2019年にTRYでスワップポイントの利益が為替損益で吹き飛ばなかったのは運が良かったからかもしれません。かつ、以前は下落しても24%の政策金利によって為替損益が待てばカバーされましたが、現在は12%程度しかありませんので、カバーされる前にさらに下落していくリスクの方が高いと考えます。以上のことから、2020年の2億り夫婦の方針としては、「よほど暴落しない限りはTRYはやらない」ことにしました。目安はとりあえず13-14円くらいでしょうか。

高金利通貨は長期的に値下がりしていく可能性が高い

② 上記の注意点1に関連しますが、これらの通貨の金利も高止まりするわけではありません。再びTRYを例に挙げれば、トルコの政策金利は下記のように上下動しています。それに対してメキシコ、南アフリカはここ数年安定しているようです(トルコ政策金利の変動幅が大きいのでグラフを二つに分けています)。これらの通貨では長期的にはうま味がなくなる可能性があることを認識しておきましょう。

③ 証券会社各社はスワップポイントについてしのぎを削っています。特に高金利通貨に関しては、証券会社によっても通貨によっても大きく値が異なります。ある証券会社のスワップが現在使っている証券会社のものより格段に良ければ、その通貨に関して証券会社を乗り換えることも選択肢になります。例えば僕の場合、米国に居住していた関係でヒロセ通商をメインに使っていましたが、スワップポイントがより良い証券会社に鞍替えすることも選択肢に入ります。日々のスワップポイントの違いは年間にすると大きな違いになりますから、一考の余地があります。ただ、鞍替えの度に手数料(主にスプレッド分)がかかりますので、少量のスワップポイントの違いで鞍替えを繰り返すことはかえって損になるかもしれません。当面2億り夫婦はMXNをセントラル短資で、ZARはヒロセ通商で運用していく予定です。

なお、セントラル短資のダイレクトFXとヒロセ通商のLION FXでは、米国居住者でも口座を開設して取引をすることができます(2億り夫婦も口座開設しました)。また、スワップポイント・スプレッドともに有利な証券会社でオススメです。2億り夫婦も好んで使っています。

現在、ヒロセ通商のLIONFXで口座開設して取引をすると、最大50,000円のキャッシュバックが得られるキャンペーンを実施中です。口座開設は下記のリンクからどうぞ。